■2010年01月07日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
私たちが「もうイヤだ」と感じている状況のすべては、
「人生の雨季」のようなものではないだろうか。 雨の日というのは気分がすぐれないものである。 特に梅雨の時期などはうっとおしいことこの上ない。 東南アジアなどではそれが何ヶ月にも及ぶ。 それにもかかわらず、私たちは雨など 降らなければいいとは思わない。それは、雨が、 私たち人間を含め生きとし生けるものにとって、 存在し成長し続けていく上で 欠かせないものだと知っているからだ。 そして、私たちは雨季がいずれ終わり、 雲間からまた太陽がのぞかせることも知っている。 あなたが「もうイヤだ」と感じたことも、 言ってみればあなたが成長する上での 良薬だと思ったほうがいい。 そのときはつらくとも、後から振り返れば、 必要不可欠なものだったと気づくのである。 「もうイヤだ」を、人間として大きくなる チャンスだととらえてみよう。
まゆの感想
この本にはさらに、こんなことが書かれています。
「ある経営者が、テレビでこんなことを言っていた。 「景気のいい時期には、みんな、ずっとこの状況が続くと 思っている。しかし、景気のいい時期もいつか必ず終る。 そして、不況になると、今度は、ずっと不況が続くと 思っている。これもいつかは必ず終るのだ。 だから私は、不況のときに投資をするのだ」 確かにそうだと思う。これまでの歴史をみても、 世の中の流れは発展する時もあれば、縮小する時もある。 大切なことは、いつまでもイヤになる状況が続くように 思い込んで、必要以上に暗くなるのはもうやめようと、 いうことだ。 苦しい状況は、いつか必ず終る。 いつか、状況は変化する。それは信じていい」 いいときも悪いときも、いつか終わり、 そして、状況は常に変わっていく… よくも悪くも、ずっとは続かない。 (いいときは短くて、悪いときは長~く感じるけれど…) だから、いいときにただ漠然と浮かれず、 足場をかため、基盤をさらに強固にし、 悪いとき「もうイヤだ」と思うときには、 いたずらに暗くならず、雨があがるときを信じ、 これでまた成長する、そしてさらによくなる、と信じて、 腐らず、前向きにチャレンジしていくことが 大切なのだと思う。 |
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