■2009年11月24日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
バイオリニストの川畠成道さんは目が不自由です。
それでも英国王立音楽院で主席となり、 人々に感動を与える美しい音を出します。 彼は著書の中で、 「自分は人と違いますので、それを比べても 仕方がないと思っています。 自分自身がどれだけできたか、ということが 自分の価値観になっていますし、どれだけ納得が いくかいかないかという判断にすべてを置いています」 と述べています。 人と比べる相対的な価値観ではなく、 自分を基準にした絶対的な価値の中で強く生きていく、 その姿勢に打たれます。
まゆの感想
この本では、さらに、川畠さんのことをこう書いています。
「この川畠さんも、あるコンクールのセミファイナルで 落ちてしまったときには、精一杯やっているのに、 結果が伴わないことに大変なショックを受けて 落ち込んだそうです。 それでも立ち上がっています。 そして、何度も何度も挫折しながら強くなっていくし、 人にも優しくなれると28歳の天才は振り返ります。 人はどのような境遇に置かれても、 その中でベストを尽くすことによって 奇跡を起こすことができるのです」 自分と人と比較しないこと、 自分の価値観を基準として、それを生ききること、 自分ができることを、納得するまでやること、 与えられた環境の中でベストを尽くすこと、など、 川畠さんの言葉に、教えられることが多かった。 こうしてこそ…奇跡は起こるのだなぁと思った。 やろうとしても… 凡人の私などには、とても真似できないが、 人とあれこれと比較をせず、 与えられた環境の中で自分のベストを尽くす、 せめてこれくらいはしようと思った。 |
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