■2009年10月06日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
人間の「能力」は、7つに分類できる。
ハーバード大学のある心理学教授は、 「知力とは、単に言葉をあやつる能力とか数学とか IQばかりでなく、複雑に込み入った形で、 少なくても7種類ある」といっている。 彼によれば、その7つとはつぎの通りだ。 1.人間関係における察知力…他人の気持ちや気分を察する能力 2.内省能力…自分の感情や能力にニーズを知る能力 3.空間的察知力…物の視覚的な形態や位置、空間的な動き、 寸法や体積などを推定する能力 4.身体的能力…自分の体に関する知覚力。体を動かすときの コントロール力、運動神経の能力 5.サウンド、音楽的能力…音とリズムを識別したり、 創り出す能力 6.言葉の能力…会話力と書かれた文章を理解する能力 7.数学的、論理的能力…物事の論理的帰結を理解し、 情報を処理する能力
まゆの感想
そして、この能力の7つというのは、
最低線で7つあるということで、 50種類以上の能力があるという説もあるそうだ。 誰もが、この7つのなかのどれか一つ、 あるいは複数の能力を持っていていて、 仮に、高校時代に数学が「2」だったとしても、 運動ができなくても、音痴でも、 それで、自分の知力や能力が測れるものではなく、 もっと複合的で多岐に渡るものだということだった。 一つの能力がダメだからといって自分に見切りをつけず、 自分の他の能力もちゃんと発見し、育て、 伸ばしていくことがとても大切なことだと思う。 そして、誰かを見るときにも、一つがだめだから、 すべてがだめとは見てはいけないということでもあると思う。 また、この本によると、 「「知識がある」とは、 必ずしも疑問に対する答えを知っていることではない。 答えをどうやって見つけたらいいかを知っていることだ」 ということだった。 自分の能力…見直してみよう、見つけてみよう。 そして活かそう、伸ばそう、今からでも遅くないから。 |
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