■2009年06月17日の「今日のことば」■
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目標の完全達成を100点としたら、
何点くらい取れたら喜びますか? 反対に、何点くらいだったら、がっくりきますか? これは個性によって大きく異なります。 例えば、80点で満足しない人もいれば、 60点で大満足の人もいます。(略) フラストレーションの強さ、大きさは、 個性の要求度に密接にかかわってくるのです。 80点を満足と感じる人と、50点を満足と感じる人がいるとして この二人が同じ60点を取ったとしたらフラストレーションは 前者の方が大きく、個性により異なりますが、 80点を要求していた人は自信喪失となり、 50点を要求していた人は自信獲得につながります。 目的は高く、小目標は低く(ステップ数を多く) するのは、こういう背景があるためです。
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高い目標達成度、完成度、点数を定めてしまうと、
それに自分が振り回されて、苦しめられてしまう。 ああ、これしかできなかった、やれなかったと。 そして、がっくりと来て、自信をなくし、やる気までなくしたり… これでは、もったいないし、やる意味もない。 人間、いつもいつも、毎回毎回、必ず、 高い度合いでうまくいくわけではないし、 いい点数をとり続けられるわけでもない。 いつもいつも、必ず、なんて思っていると、 だんだんその重圧に押しつぶされてくる。 もちろん、高い目標、完成度、点数を求めるのはいいことで、 最初から低く設定する必要ないけれど、そこに至るまでの 道のりややり方は、最初から一気に高さを求めるのではなくて、 細かいステップに分けて、低い度合いから始めて、 ちょっとずつ高くしていく方法がいいそうだ。 そして、 「これも、できた」「これも、やれた」 「ここまでできた」「ここまですすんだ」などの、 小さな成功体験、小さくても「やった感」を を積み重ねていく方が、うまくいく早道だということです。 |
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