■2009年06月15日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
いままでやったことのない仕事を始めるとき、
「私にできるだろうか」と不安になる人は多いと思います。 自信がもてず、行動を起こせなかったりします。 これは、自己効力感をもてないことが原因です。 自己効力感とは、自分はこの仕事をやり遂げられるだろう、 という見通しのことです。 社会的学習理論などの研究で知られている心理学者 ハンデューラ博士の研究によれば、次の4つが、 自己効力感を高める要因です。それは、 ◎成功体験…自分がうまくやった経験 ◎代理体験…他人がうまくやっている様子を見聞きし、 「ああやればいいのか」と思うこと ◎励まし…他人から「君ならできるよ」と ことばで説得されること ◎生理的情緒的要因…大事な場面で、心身共に落ち着いた 状態を保っているという感覚 です。 (1部、まとめました)
まゆの感想
この本によると、この4つの要因をうまくアレンジして
自己効力感を高めていくといいそうです。 研究所主任調査員、蒲田さんの事例が載っています。 「やったことのない分野の調査を手がけるときは、 不安で憂うつになります。そういうときは、 まず、自分に成功体験をさせます。 といっても、すごく小さなことです。 その調査の書類の、表紙を作ってしまうんです。 これで「あ、もう1ページできた」と思います。 ささやかですが、成功体験からスタートできます。 そして、過去の似たような調査報告書を見て、 参考にします。 同僚に軽くグチを言って、なぐさめてもらう。 あとは、おまじないです。深呼吸して、肩を回す。 これが自分のスタートの合図で、仕事に集中する儀式です」 なるほど、蒲田さんのように、自分なりの効力感 アップ方法を見つければ、いいのだと思いました。 この4つの方法の中で、私は「励まし」があると、 自己効力感があがるタイプだと思うので、周りの人に、 「励まし」をしてくれるように、お願いしようと思いました。 みなさまは、いかがですか? |
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