■2009年03月12日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「一問一答」の呪縛が、思考放棄症を生む。
「正解は1つである」という前提があると、 「その正解を知らないからわからない」 という思考放棄になったり、 「その答えは知っている」と思って ほかの可能性を考えなくなったりしてしまうのです。(略) 一問一答が成り立たない、 さまざまな原因が複雑に絡み合う社会の問題、 ビジネスの問題を前にしたとき、一問一答主義では とても対応できないことはいうまでもありません。 それにもかかわらず、「一問一答」から 抜け出せない人は少なくありません。(略) 思考放棄症の方は、いつの間にかこの初期設定が、 〈思考力に限界あり=考えても答えがでない〉 になっているのです。 それと、その答えの出し方に、 「一問一答」主義のすり込みがあります。 この思考放棄を変えるには、その初期設定を、 〈思考力に限界はない=考え抜けば答えは出る〉 と書き換えればよいのです。 加えて、「一問一答」ではなく 「一問十答、百答」とすれば、「一答」にこだわることなく 考え続けることができるようになります。
まゆの感想
「ひとつの問いに、たったひとつの答え」
と思っていると…生き方が苦しくなる。 自分の答えと、他人の答えが違っていると、 葛藤が始まったり、迷ったり、悩んだりするようになる。 自分の答えに自信がなければ、人の答えに流されてもいく、 心の中では、何か違う、と思いながらも。 しかし、人生、ひとつの答えしかないわけではない。 というより、 「答えは、人の数だけある」 「考える数だけある」と思う。 自分だけの答えもあるし、他の人の答えもある。 あれも答えだし、これも答えかもしれない。 そして、切ないことだが、 それが答えなのかどうか…わからない。 まだまだ先に、答えがあるかもしれず、 今の答えが、未来の答えとは限らない… ただ、言えることは、その答えは、 自分の頭で考えて、求めて、探していかねば 永遠に見つからない、ということだ。 私は、答えを見つける旅を続けていきたいと思う。 あれこれと迷い、悩み、葛藤もするだろうが、 楽しみながら、行動しながら、前向きに… |
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