■2009年02月21日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「我慢の人生をおくる」ことが、正解でしょうか?
ある程度ならば我慢はできると思いますが、 人それぞれ堪忍袋の大きさが違います。 それに「我慢している」といいますが、 逆の立場の人からすると 「我慢させている」ということもあります。 つまりお互いが我慢比べをしていて、お互いが 「我慢している」と思い込んでいるのです。 相手のことを思いやる心の余裕が少しあれば、 「あの人も我慢しているのだな」と思えるのですが、 自分のことで精一杯だと、 「自分ばかりが我慢させられている」と思ってしまいます。 そしていつか、堪忍袋の緒が切れてしまいます。(略) 自分の立場や境遇のみに目を奪われていると、 被害者意識のみが強くなり、その結果、 相手への要求は一方的になります。 そして、その要求がかなえられたとしても、 いつまでも満たされない思いを抱くことになります。
まゆの感想
自分が「我慢している」と思うときには、おそらく
相手も「我慢している」と思った方が現実的で、 どちらかが一方的に我慢していることはあまりないように思う。 もしかしたら… 自分が「我慢している」ことと、 相手の「我慢している」ことが、 その我慢している内容が、まったく違うか、 どこかがちょっと違っているかもしれない。 だから、自分から見ると、相手は全然我慢しておらず、 好き勝手にやっていて、苦労知らずに見えて、 そんな相手に悔しさを感じるかもしれない。 しかし相手もまた、同じような感情を持っていて、 「私は我慢しているのよ」と思うように、相手もまた、 「こっちも我慢しているよ」と思っているかもしれない。 自分も我慢しているところがあるが、 相手もまた我慢しているかもしれない、という そんな気持ちを忘れないようにしたい。 |
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