■2009年02月13日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
一般に、われわれが他の人にある約束をしたら、
われわれはその約束を守るであろう。 もし約束を破るようであったら、その人に会ったときは、 いつも罪の意識を感じていなければならないことを 知っているからである。 しかし、一方で、 自分自身に対して課した約束を破ったからといって、 われわれの良心が悩むなどということはあまりない。 だが本当は、こちらのほうがずっと問題なのである。 というのは、われわれは、自分自身とは ずっといっしょにやっていかなければならないのであって、 約束をした人たちとは、そうではないのだからである。(略) われわれは、これをするとかあれはしないという約束を たえず自分自身にしているのだが、 課された約束を守ろうとはしないのである。 自分自身に対して誠実であることは、 見かけほどやさしいことではないのである。
まゆの感想
自分自身にした約束を守る…
自分に課したことは守る… ということは、並大抵なことではないと思う。 しない理由やできない理由はいくらでも見つかるし、 したくない気持ちとの戦いもあれば、 やっているうちに「これはやっても無駄では?」 なんていう疑問さえわいてくる… そして、誰も助けてはくれず、 自分との戦いでもあるからだ。 しかし、自分との約束を安易に破ってばかりいると、 自分に対して、自分で信頼がおけなくなり、 どうせ、自分はこんなもの、だとか、 どうせ、自分にはできない、などと思うようになる。 そして、これをどんどん繰り返し自信をなくしていく。 だから、まずは、たったひとつでも、簡単なことでもいいから、 (例えば、毎日挨拶はする、とか、靴をそろえる、 食事をするとき必ず感謝する、なんてことでも) 自分がやるといったことは、やりきることが大切だ。 自分との約束もちゃんと守るクセもつけていこう。 小さな自分の約束をちゃんと果たしていこう。 そうしていけば、自分を信頼する気持ちも自信も 生まれてくると思う。そして、 大きな約束もちゃんと果たせるようになっていくと思う。 |
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