■2008年12月25日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
2人の木こりがいた。
1番目の木こりは満身の力をこめて木を切った。 休憩も昼休みもとらず、できるだけ多く木を切るために 全力を注いだ。朝は誰よりも早く働きはじめ、 夕方は誰よりも遅くまで働き続けた。 他の木こりたちは、 彼があまりにも速く木を切ることに驚嘆した。 しかし、1日が終るころには、 2番目の木こりのほうが多くの木を切っていた。 1番目の木こりほど懸命に作業をしていたわけではないし、 休憩も何度もとっていた。 1番目の木こりは2番目の木こりに歩み寄って質問をした。 「君はどうやって僕より多くの木を切るんだね? 僕の方が朝から晩まで長時間一生懸命に 働いているはずなのに。 もしよければ、君の成功の秘訣を教えてくれないかい?」 2番目の木こりは一瞬考えて言った。 「成功の秘訣なんてとくにないけれど、 これだけは間違いない。 どれだけ作業が忙しくても、 僕は時間をとって斧を磨くことにしているんだ。 斧がよく切れれば、より少しの労力で多くの木を 切ることができるからね」 この寓話でいう斧を研ぐという作業は、 時間をとって、自分を高めるということだ。
まゆの感想
時間がない、忙しい、余裕がない、などと、
言い訳して、自分を高める時間を削ってしまう。 或いは、自分を高める…なんて、そんなことを すっかり忘れて、日々の生活に追われてしまう。 しかし、まわりを見てみれば、 同じように時間がない中で、余裕がない中で、 自分を磨いている人はいて、そんな人は、 どこかやっぱりキラキラとしているし、 何か芯を持っているように感じられる。 人知れず地道に自分に力をつけている人もいて ある時、その人は、その力を発揮する。 自分を高めようと努力をしている人たちは、 自分と同じ環境にあっても、間違いなくいるのだ。 「自分を高める」ことをしているか、していないか… それにより、これから先、大きな違いとなって 現われてくると思う。 これから先のためにも、なんとしても、 自分を成長させてくれる、高めてくれること、 力をつけることをしていくぞと、決めている。 |
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