■2008年10月11日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
この世の中は、喜びに満ちた人生を送り、
満たされた心を持ち、十分に自分を表現し、愛情を与えられ、 人から愛される人間になれるようにできています。 あなたは生まれたときからそういう人間になれる力を 与えられており、内部には自分を変える力が そなわっているのです。 こう説明すると、すぐ懐疑的になる人もいるかもしれません。 そういう人は、あやまった解釈の仕方が 身についてしまった人です。 この真理を信じた人には現実となってあらわれますが、 懐疑的な人には永久に現実とはならないでしょう。 必要なことは、この真理を受け入れること、 そして、それを使うことです。 あなたにはそうさせることができるのは、 ほかならぬあなた自身なのです。
まゆの感想
まちがった解釈がどうして身についてしまったかというと、
この本では、こんな1つの「事例」をあげています。 「人はこの世に生まれ落ちたその瞬間から、 自分のあやまった解釈を押しつけてくる大人たち (おもに親)に囲まれて生きることになります。 そのため、あなたが幼いころの 体験をあやまって解釈してしまったとしても、 無理ないことかもしれません。 そういう解釈をあなたに押しつけてくる周囲の人も、 自分がそんなことをしているとは気が付いていないからです。 誰でも人から嫌われたくありません。だからこそ、 無意識のうちに人が自分のことをどう思っているかに 多くの時間をついやすのです。 それは、大人でも子どもでも同じこと。 子どもは大人から押しつけられたあやまった解釈を そのまま受け入れ、自分のものとします。 その結果、そうしたものの見方や考え方、 つまり、あやまった「信条」が、多くの苦しみや 悲しみを引き起こしてしまうのです。 そして、残念なことにそれが世代から世代へと 伝えられていくのが現実です」 この悪循環を断ちきること、自分の代で断ち切ること、 そして、まちがった解釈でなく、今日のことばの「真理」を、 身をもって、後の世代に伝えていくことが、 今生きている人の使命のひとつではないか、と私は思う。 |
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