■2008年09月10日の「今日のことば」■
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何かに向かって長い時間をかけて努力を重ねてきて、
いざその目標を手中に収めた瞬間、不思議なことに、 「あれ、これだけのことだったの?」と妙に冷めたような、 つまらない気持ちになってしまったという、 そんな経験があなたにもありませんか? ずっと片思いだった恋愛をついに成就させて、 “あの人”を自らの腕に抱いたとたんに、 スッと気持ちがさめてしまった…… これは、とても恐ろしい体験です。 「あれ、私はこの人を愛していたんんじゃないの?」と。 そういう経験があなたにあるかないかは別にして、 これも「あの人が好きだから」という気持ちが、いつの間にか、 「自分のプライドのために、 何としてもこの人を落とさなくてはならない」 という義務に化けてしまっていたことの結果です。(略) 恋愛程度ならまだいいでしょう。 人生の目標を実現させたとたんに、 自殺してしまう人すらいるのですから。 「どうして?せっかく夢を叶えたばかりだったのに…」 と、周囲の人たちは理解できずにいます。 本人としては、「実現したらどんなに嬉しいだろう」と、 ずっと想像してきて、それだけを糧に頑張ってきたのでしょう。 しかし、いざ、目標を達成してみると、とたんに、 「あれ?これだけのことだったの?」 という虚無感に襲われます。 人生をかけて努力してきただけに、 そのギャップの深さに耐えられなくなってしまうのです。 これも、目標に対する愛が、いつの間にか 義務に化けてしまっていたことよるものです。
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この本では、自分の夢や目標達成に向かっているとき、
「誰かに公言したから、言ったから」などと、 プライドや見栄、義務にすり替わっていると、 こういうことにおちいりやすいと警告しています。 そして、ここには決定的に、愛が欠落していると。 その夢や目標への愛から、その過程や道のり、 日々の努力に自分を捧げるということが欠けてると こういうことになりがちだと。 そして、著者はこう言っています。 「本当に目標を愛していると言えるなら、 他の人からどう思われようが、どう言われようが、 そんなことはプラスにもマイナスにもならないはずです。 あなたは“自分のために”がんばっているのだということを 忘れてはいけません」 自分の夢や目標を達成することが、 プライドや義務になっていないか、 本当にその夢や目標に愛があるかどうか、 向かっていて楽しいのか、 じっくりと考えてみるといいと思う。 |
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