■2008年04月29日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
こころの温度計を計ってみよう
物事を大げさに受け取って、 やたらと惨めになったり、ひどく腹を立てたりする人がいます。 どうしてそんなことになってしまうのでしょうか。 そういった人は、事を針小棒大に捕らえているのです。 些細なことを大げさに取って、 どんどん不愉快になってしまうのです。(略) 何かいやな目にあって、カッときそうになったなら、 目盛りが0~100までついた 「こころの温度計」を使ってみましょう。 目盛り0は、ストレスのない平和な状態。 目盛り100は、生命の危険を感じるほどに、 逼迫した状態と考えます。(略) 単に不愉快だというぐらいのことを、我慢できないほど ひどいことだと思い込むと、本当にそう思えてきてしまいます。 私たちは一度そう思い込むと、 本当にそう感じてしまうものなのです。 感情的になりすぎたら、 こころの温度計の目盛りを調べてみましょう。 (1部、順番を変えました)
まゆの感想
これは、自分の感情に、目盛りをつけてみるという
こころへのアプローチの方法でもある。 ちょっと自分の感情を客観視してみよう。 頭をかかえてしまうことでいっぱいなとき、 怒りやいらいらでいっぱいのとき、 どうしようもなく落ち込んでいるとき、 辛くて辛くて仕方ないとき、などなど、 その自分を見つめ直して、 「今、どのくらいの温度かな?」と、 こころの温度計で目盛りを計ってみよう。 「今の苦しみは、あのときと比べるとましだから、 37くらいかな、それほどでもないね」とか、 「どうしようもないと思っているけれど、 温度にすると、58くらいかな」 「今の言葉にカチンときた! 怒り温度、70、高いね」などなど。 どうしたって、落ち込んだり、いらいらしたり、 不愉快になることはあるのだから、 ただその中にいて、悶々としているなら、 せめて、ちょっと楽しみも入れてこころの温度を計ってみよう。 気軽に、いつでも、 「あ、今、いらいら度○○度」とかね。 きっと、冷静さを取り戻しふっと気持が楽になるはずだ。 |
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