■2008年04月24日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
雑誌「サイエンス」に、
「人間は、脳の15%を、相手が話していることばの裏で、 何を思っているのか、分析するために使っている」 とする記事が載っていました。 脳の15%は、相手を警戒するために使っているんですね。 なぜなら、人間にとって人間は味方ですが、 同時にいちばん危ない存在も、人間だからです。(略) だまされないように、殺されないように、 人は人と対面していときに、15%の脳を駆使して、 必死に警戒しているのです。 この人は、こういうことを言っているけれど信用できるだろうか? 以前、同じようなケースはなかっただろうか? いまちょっと視線をずらしたけれど、やっぱり嘘なんだろうか? 気の休まる暇がありません。 僕たちは人といっしょにいたい。 でも、ひどい目にはあいたくない。 結局「警戒しながら、心を開く」 という矛盾を強いられているわけです。
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