■2008年03月29日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
むやみに批判することは、やがては人間関係に
破綻をきたす、悲しい抵抗のかたちです。 歳がいくにつれて辛辣になり、人のやることなすことにケチを つけるようになった年配の人を、誰しも知っているはずです。 そういう人は、しまいには周囲から敬遠され、孤独の中で、 ますます辛辣になるものです。 あなたも、いつも他人の悪い面を見ていると思いあたるなら、 そろそろ批判をやめて、自分の胸に訊いてみましょう。 なぜ人の欠点をそんなふうに指摘しなければならないのか。 人がまちがっているからといって、 なぜ自分がそれにこだわるのか。
まゆの感想
人のやっていることを批判的にみているなぁ…
ケチをつけているなぁ…文句ばかり言っているなぁ… 気にくわないことばかり目につくなぁ… などと、自分を振り返ってみると思うことがある。 切ないことだが、これは、自分の生き方のなかで 知らずに反射的に反応する習慣やクセになっていることが多い。 そして、これは、自分が意識して直していかないと、 いつまでも直らず、歳を重ねていくごとに強大になり、 抑えようがなくなってくる。 自分がこの習慣やクセを持っていると自覚しているなら、 なぜ、相手を批判的にみてしまうか、ケチをつけたくなるか、 気にくわないのか、文句を言いたくなるのか、 一度冷静に自分の心の中に問うてみるといいと思う。 もしかしたら、自分の思ったとおりにいかないので、 ただ、そう言っているだけかもしれないし、 自分の考えと違うのがイヤだけかもしれない。 過去から引きずっている問題が気になっているのかもしれない。 どんな答えが出てくるかわからないが、いずれにしても、 それは怖いことでも悪いことでもないので、 時間をとって自分の心に訊いてみてほしい。 まず、自分の習慣やクセを見つめてみよう、気づいてみよう。 そして、それを掘り下げて考えてみよう。 相手のことを反射的に批判したりケチをつける前に… 歳をとって、周囲から敬遠され、 孤独にならないように、今から気をつけよう。 |
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