■2007年11月05日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
本当にダメなのかどうかは、
自分の目で確かめなければならない。 本当にこのやり方では失敗するのかどうかを、 自分の手で確かめてみる。 あの人は失敗したけれど、ひょっとすると自分がやれば 成功するかもしれないと考えるのだ。 そして、やめておけなどという忠告には耳をかさず、 やってみるのだ。 壁によじ登ってでもやり遂げてみるのである。 時間がかかってもかまわない。 遠回りしてもかまわない。 もちろん、下手でも、つぎはぎだらけでもかまわないのだ。 完成品をとにかく作り上げること。 このことが非常に重要なのである。
まゆの感想
青色発光ダイオードを開発した著者の中村さんは、
「最後までやり抜く」粘りと執念と独創性が、 何かを成し遂げるためには必要だと、言っているが、 そのなかでも、特に、なにがなんでも、 「完成品を作り上げることが大事だ」 と、強く言っている。 つまり、ともかく、完成品、 人に形として見せられるものを作り上げること、 これを作らねばならないということだ。 形あるものを作ってこそ、成果として見えるので、 それが、どんな出来栄えでも、下手でもいいので、 ともかく、何か形として見せられることが大事だと。 口であれこれ論理を言っても、できるフリをしても、 完成品がなければ、何の意味もないといっている。 そして、その完成品を、 批評するのも、文句をいうのも簡単なことだが、 そういう人ほど、何も完成品を作ってなくて、 ただ「言うだけ」の人が多いということだった。 だから、そういう人が「それはダメだ」と言ってきても、 それが本当にダメかどうかは、自分の目で、 確かめねばならないとも、言っている。 自分も言っているだけではなくて、 自分の「完成品」を作り出していきたいと思った。 |
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