■2007年08月28日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
世の中には4種類の人間がいる。
それは次の通りである。 1.難しいことを難しく表現する人 2.易しいことを易しく表現する人 3.易しいことを難しく表現する人 4.難しいことを易しく表現する人 難しいことを易しく変換できる人は 頭のいい人であり、また心のやさしい人でもある。 一言で言えば、思いやりのある人ということになろうか。 逆に易しいことを難しく書く人は、性格が悪いだけではない、 大バカ者でもある。なぜバカかといえば、 臨機応変に対応できていないからである。(略) 相手になにかを伝えるときどう表現するか、 その能力は肩書や年齢とは関係なく、その人自身の 発想の柔軟さや機転のよさ、工夫であることは、 おわかりいただけると思う。
まゆの感想
難しいことを、例え話しや、事例などで、かみ砕いて
わかりやすく、楽しく話してくれる人もいれば、 簡単な話を、やたらに難しい話しにしてしまう人もいる。 そんな自分の癖をわかっている人も、いない人もいる。 以前、違う本で、 「難しく言う(書く)人は、実はよくわかっていないことが多い」 と読んだことがあるが、もしかしたらそうなのかもしれない。 本当にわかっているなら、わかりやすく話せると思うからだ。 また、世の中には、あえて難しく話す人もいる。 そういう人は、自分の立場や地位を守るために、 他の人には、簡単にわかってほしくないのだろう。 逆に、わかってもらうと困るのかもしれない。 どちらにしても、難しく話すのが好きな人はいる。 難しく話したからといって尊敬されるわけでも、 自分の地位が上がるわけでもないと思うが…。 それに、人は、ちゃんと見ているし、感じている。 その人が、どんな話し方をし、どんな伝え方をするか。 そして、本当に伝える気があるかどうか。 また、その人の、本当の実力や本音を。 「話しがわかってもらえない」と嘆く前に、 自分の話し方、伝え方の癖はないか、ちゃんと相手に 分かるように、わかりやすく話しているかどうか、 見直してみる必要があるのではないかと思う。 |
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