■2007年06月13日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
「言っていること」と「行っていること」が
矛盾している人がいます。 そのときは、その人の言葉を聞くのをやめて、 その人の行動だけを見ていると、 その人の本当の目的がわかります。 言葉が、その人の本当の気持ちを表しているとは限りません。 自分への非難や攻撃を避け、あるいは相手を 自分の思うように動かすために使われることがあります。 また、こうありたい、あるいはこうなりたいという 決意や願望を表すのにも使われることもあるのです。 他方、行動は、短期的には、あるいは少数の人の前では、 意識的にとりつくろうことはできますが、 長期的に、また多数の人に対して ごまかすことはむずかしいのです。
まゆの感想
その人の言っている言葉を信じていたのに、
その言葉と、行動があまりにも違うので、 「あれっ、言っていることと、 やってることが全然違う…なぜ?」 と、すごく疑問に思うことがある。 例えば、「絶対に、やらない」などと、言いながら、 それに反して何度もやるなら、 それは、本人が意識しているかどうかは別にして、 本心は、やっぱり「やりたい」のだと思う。 しかし、なぜかわけがあって「やらない」と いうことを言葉で表現していて、 多分、その人の中でも葛藤があるのだと思う。 (意識的に矛盾を表現している人は別にして) すべてがすべてそうだと言い切れないが、行動の方が、 その人の本当の気持ちを表していることは多いと思う。 その人の、言っている言葉をそのまま受け取る前に、 そしてその言葉に翻弄される前に、 その人の行動をよく見てみる必要があるかもしれない。 そうすれば、その人の違った意図や隠された目的が、 わかるかもしれない。 言葉に即座に反応する前に、行動を確認した方が、 いいように思う。 |
|