■2007年05月11日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
他と自分とを比べる。
このクセがついてしまっていると、 決してよいことはありません。 比べる中で感じられるのは、劣等感か、 そうでなければ優越感です。 比べる限り、その中間の「ころあいのよいところ」 で落ち着くことができないのが私たちの心です。 そのおかげで「比べ屋さん」でいるかぎり、 「自分はだめだ」と思う劣等感と、 「自分は優っている」と思う優越感、 つまりは落ち込みと傲慢とが作るモザイク模様の 心で生きることになりかねません。
まゆの感想
比べクセがついていると、何でも比べる。
誰かと比較せずにはおれない。 自分の中に、自分なりの基準や、 私は、これでいいのだというような思いがないと、 ついつい比べてしまうのだ。 しかし、比べたからといって、 今の現実が変わるわけでも、楽しくなるわけでもない。 むしろ、悔しくなったり、 落ち込んだりすることが多い。 自分は自分、人は人、 基準も違えば環境も、考え方も、生き方も違う。 そして、人それぞれ、 表の顔も裏の顔もあって、見えるのは表面だ。 実態はわからないことの方が多い。 実は、比較にならないことの方が多いのだ。 あれこれと、比較する前に、 「私は、これでいい」 と言えるものを見つけた方がいいし、 比較クセは、直したいものだと思う。 回りのためにも、自分のためにも… |
|