■2007年04月12日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
本日、大リーグで「イチロー選手VS松坂投手」の試合があり、
この2人のファンとして(複雑な気持ちだけど)、同じ本に、 2人のすごいエピソードが載っていたので紹介します。 今日は、私の感想はなしです。 《イチロー選手》将来を見据えて、現時点の課題を明確にする 小学生のときに書いた作文を少し紹介してみよう。 「ぼくの夢は一流のプロ野球選手になることで、そのためには 中・高の全国大会で活躍しなくてはいけません。そのために 練習が必要です。その練習には自信があります。」 という文ではじまる。 彼は「夢」と作文では書いているが、とても強い意志を持った 目標ととらえることができる。作文の途中には、 「これほど練習をやっているんだから、かならずプロ野球選手 になれると思います」という文もあり、 そこには確信のようなものが感じられる。 また、プロ野球選手になっている自分の姿がリアルに イメージ出来ているからこそ、入団時に 「年俸は一億円以上が目標です」と具体的な目標がいえるのだ。 その目標を達成するためのモチベーションとして、彼は、 「ぼくが一流選手になったら、お世話になった人に 招待状を配って応援してもらいます」と書いている。(略) 小学生でありながら、これだけの明確な目標設定や課題の 明確化があったからこそ、現在のイチロー選手があると いっても過言ではないだろう。
まゆの感想
引き続き「自分の力を120%引き出すメンタルトレーニング」より
《松坂投手》同じ過ちは繰り返さない オフにスピード違反をした松坂投手に対して、球団側は、 野球活動禁止の処分をくだした。その処分が解けて野球活動を 再開したときに、 「あの処分中は本当につらかった。でも人間の本当の弱さは、 時が経つにつれて辛さをつい忘れ去ってしまう事なんです。 だから、ぼくはあのときの辛さを決して忘れないように、 あやゆるところに書いているんです。家とか、自分の 持っているものとか目につくところすべてにです」 と語ってくれた。 のど元過ぎれば人は熱さを忘れ、同じ過ちを繰り返してしまう。 しかし、彼は人間の持つ心の弱さを十分理解し、それに 負けない自己管理法を身につけている。 彼は、高校二年の夏の県大会決勝でのサヨナラ暴投をしている。 そのときの辛さを忘れないために、ビデオをいまなお、 見続けているともいう。 |
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