■2007年04月03日の「今日のことば」■
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人はみな、できれば平穏無事に暮らしたいと願っている。
面倒を避けたい、悪いことは起こってほしくない、 苦しいこともしたくない、危険な思いもしたくない、 といった感じだ。 だったら鳥カゴの中の鳥を思い出していただきたい。 鳥カゴで飼われている鳥は、とりあえず「平穏無事」だ。 襲ってくる外敵もいないし、エサの心配をする必要もない。 そこにじっとしていれば、 フンまで飼い主が処分してくれる。 それでもあなたは、彼らをみれば 「かわいそうに。大空を自由に飛び回りたいだろうな」 と思うのではないだろうか。 そう、本当の平穏無事なんて退屈でちっとも面白くない。 ピンチがあり、チャンスがあり、予想外の出来事が 次々にやってくるからこそ、人生は面白いのだ。
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人生は、いろんなことが起こって、
争いもあり、問題もあり、嫌なこともあり、 ビックリすることもあり、悲しいこともあり、 楽しいこともあり、嬉しいこともあり… いろんなことがあってこそ、なんだと思う。 だからこそ、つかの間の、 平穏無事が本当にありがたく思えるが、 いつもその平穏無事があると、 今度は、とても退屈に思ってしまうのだ… 何かあって、心乱れるときには平穏無事を願い、 あまりに平穏無事だと、何かあることを願う… 人間って、なかなかその場、その環境に、 満足出来ないものなのではないかと思う。 そんな、両方にあこがれを持ちながら、 揺れて生きていくように思う。 カゴの鳥も、ある時にはいいかもしれない、 しかし、自由な大空もいいかもしれない、 そんなふうに、揺れながら… |
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