■2007年02月07日の「今日のことば」■
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ほとんどの場合、
批判はいきなり飛び出すわけではありません。 まずあなたに対する不満が生まれて、 それから、パートナーにとってそれが どういう意味を持つかという段階に進みます。 あなたがその不満に気がついて 手を打てる状態になるのは、 たいてい第二段階になってからです。
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これは、こういうことだと思う。
身近な誰かに、批判されると、 「なんで批判されるの、突然に!」 などと驚き、嫌な気持ちになるけれど、恐らく その批判の後ろには、すでに何段階かの不満や、 積み重ねられてきている思いがあって、 それが、ある時、批判として出てくるのだと。 最初に気がついて、何か手を打てば 批判にまで行き着くことはないのだが、 往々にして、最初の段階では、気づかなくて、 受け流してしまうのだ。 もしくは、気がついても、 「大丈夫だろう、これくらい」 と、勝手に判断してやりすごしたりするのだ。 そして、こういうことが、 何度か繰り返されて、あるとき、 批判という形で爆発するのだと思う。 相手も、1回目は大目にみてくれる。 しかし、それが2回目3回目になると 見過ごせなくなってくるのだ。 がまん出来なくなってくるのだ。 だから、手を打てるのは、すでに、相手が、 何段階かの不満や思いをためていて、 その後になるのだと、理解した方がいいと思う。 その批判の後ろの深さを計り間違えず、 適切に手を打ち、批判を受け止めたいと思う。 |
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