■2006年11月30日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
相手を助けるとき、その時点では
自分の行動がどのように幸運となって戻ってくるかは わからないことが多い。 池に小石を投げるように、あなたのエネルギーは 周囲に広がり、幾多の人生に関わっていく。 どこからツキがめぐってくるか、 実際に起こるまではだれにもわからない。 目の前のものしか見えていないと、 回りの人のために力を尽くすことを、 あなたはこう感じるかもしれない。 「なぜそんなことをする? 自分にとってなんのプラスになる?」(略) 幸運は不可思議な広がりを見せるものだ。 最初からわかるとはかぎらない。
まゆの感想
この本では、こんなことも言っている。
人生は、第1幕ばかりでなくて、 第2幕や第3幕もある…と。 目の前の第1幕のことばかりを見ていると、 自分が今してあげことや、助けたことの、 結果や効果をすぐに見たくなる。 感謝とか、見返りがほしくなる。 そして、見返りを求めてしまう… そんな見返りを求めて何かをするなんて、 なんだか自分が小さく見えて、 ケチくさく思えて、私はいやだ。 しかし、そう思っても、情けないが、 どこかに見返りを求める自分はいる。 だから、 「私がしてあげた、助けてあげた」の 「あげた」の気持ちをなくして、 「私ができることをそうしたかったからしただけ」 と思うようにしている。 それと、お互いさまだと思うようにしている。 第2幕や第3幕で、そういうことが 幸運をもたらすかどうかはわからない。 しかし、それでいい。 幸運は…自分を越えて、 広がっていってくれればいい…そう思う。 |
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