■2006年11月01日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
人は、1つのことをいいながら、 その裏で別のことをいい表したいということ、 つまり、 ダブルメッセージを送ると言うことがよくある。 そして、この場合に、本当に言いたいことは 裏側のメッセージとして隠しておいて、それを間接的に 他のメッセージに託して表現しようとするのである。 このように隠されたメッセージをこめた間接的な表現は、 人間関係に悪い影響を与えることが多い。(略) 例えば、 妻は「もっと私を満足させてほしい」という願いを、 夫によくグチをこぼすことによって伝えようと していることがしばしばある。 また、夫の話を絶えずさえぎる妻の態度の背後には、 「もっと私に関心を示してほしい」と いう願いがあるかもしれない。 そんな、ややこしいこと、むずかしいことは ご免だといって抵抗を感じる方がいるかもしれない。 だが、人間関係というものは、 そもそもそんなに単純には行かないものなのである。
まゆの感想
「ダブルメッセージ」は使っていることがある。
それも、気がつかないうちに、だ。 自分の本音を言うのはなかなか勇気がいる。 相手に、本音を伝えることに迷いもある。 そんなとき、ストレートな表現方法をとらずに、 まわりくどい方法で伝えようとしたり、 顔は怒っているのに、怒っていないなど、 ダブルメッセージを出して、 暗に相手に、気がついてもらおうとする。 相手にダメージを与えようとする。 ダブルメッセージを意識して出しているか、無意識か、 どちらにしても、自分も、ダブルメッセージを受けると、 イヤな感じを受けるように、相手もそれを感じると、 とてもイヤな感じを持つと思う。 「素直に言ってくれればいいのに…」 「ストレートに言ってくれればいいのに…」 と、思うこと、案外多いのではないだろうか。 ダブルメッセージは癖になる。 気がつかないうちに、駆使していることも多い。 自分の気持ちや、思いを、素直に表すこと、 忘れていないか、見直してみるといいと思う。 |
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