■2006年08月24日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
![]()
(アメリカの学校を8万キロにわたり
回ってきた著者の話から) たとえば、アメリカでは、 子供をスイミングスクールなどに送り出すときには、 「いい時間を過ごしてね。楽しんできてね」 (ハブ・ア・ナイス・タイム、エンジョイ!) と言います。 ところが日本の親は決まって「頑張ってね」です。 そして帰ってきた子供に、アメリカの親は、 「楽しかった?」と聞くのに対し、 日本の親は、「どう、進んだ?」と言って、 まず成果を問題にしようとします。 そこにあるのは、 スイミングを楽しんでねという発想はなく、 どのくらい泳げるようになったかという、 成果を求める気持ちなのです。
![]()
子育てだけでなくて、この話は、
家族、夫婦、恋人、友人にも当てはまる話だと思う。 仕事に出て行く家族や、夫に、 「いい日になるといいね」というより、 「頑張ってきてね」と言うことが多くはないか。 帰ってきて、 「いい日だった?」と聞くより、 「どうだった仕事は?」と 聞くことは多くないか? その人が、その日をどんな気持ちで、 どう過ごしたかより、 どんなことをしたのか、 どんな成果をあげたのか、 頑張ったのか、そうでなかったのか、 そんなことを聞いてばかりいないか? 何かの成果を上げることばかりを気にかけていると、 自分も、何か成果を上げなくては…、 何かを頑張ってしていなくては…、 という気持ちになり、 その日をただ楽しんだり、感じたり、 その関係を楽しんだり、ただ感じたりすることが できなくなるように私には思える。 また、他の人の楽しむことを 許容できなくなるように思う。 成果より大切なものがある、と私は思う。 |
![]() |
|