■2006年03月25日の「今日のことば」■
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![]() 人は、誰もが自分なりに 気を遣っていると自負している。 だから自分が配慮していることにこだわり、 それが伝わらないことを一方的に不満に思う。 しかし、自分の配慮が相手に 伝わりにくいということは、 人から受ける配慮もなかなか自分には 伝わらないのだという道理を知って おかなければならない。 それが気遣いの基本的なルールであろう。
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自分がやった気遣いは
すばらしいことのように思う。 それをわかってくれないと、 なんて、鈍感なんだとか、 なぜ、わかってくれないのか、 なぜ、同じように返してくれないのか、 などと思いがちである。 しかし、人が示してくれる気遣いは、 恐らく千差万別で、 私の気遣いとは全く違う形かもしれないのだ。 だから、私が示した気遣いが 気づいてもらえないこともあり、 逆に、相手の示した気遣いを 私は気づかないこともありうる。 また、私がよかれと思ってやった気遣いが 実は相手にとってありがたいものではない かも知れず、感謝されないことも 大いにありうる。 また、相手から示してもらう気遣いが 自分にとって不満足でも、足りなくても、 相手にとっては、 それが最大限の気遣いであるかもしれない。 「人は、誰もが自分なりに 気を遣っていると自負している」 このことを忘れないようにしたい。 |
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