■2005年05月03日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
一升瓶には一升しか入らない
〈ほどほど〉にということです。 すべて世の中、腹六分、せいぜい行っても腹八分。 不相応という言葉もあるように、自分の器を知ること。 つまり“一升瓶には一升しか入らない”ということです。 そんなに残しても残りの余った分はどうするのです。 死んであの世に持っていけないのです。 骨折り損のくたびれ儲けです。 一升瓶に一升のお酒を入れてしまうと、 ちょっと動くだけでこぼれてしまう。 どうしてもそうなるのです。 初めから八分目から九分目に入れておけば こぼれずにすむ、無駄にならないのです。 残りの二分はどうすればよいでしょう。 人に初めからあげておけばいい。 人も喜ぶし、お酒も無駄になりません。
まゆの感想
一升瓶には一升しか入らない…
本当にそうだなぁと思う。 自分の器以上に無理矢理詰め込んでは、 こぼれてしまうに決まっている。 ついつい、詰め込みたくなるが、 詰め込んでも、ただ、こぼれるだけである… こうなったら、自分の瓶を大きくするか、 適量にするしかない…だろう。 しかし…、同じ一升でも、 中に何を入れるかは、その人次第である。 濃くて何か味の良いものを入れてもいいし、 水のように、透き通るものもあるかも知れない。 キレイな色の何かもあれば、 濁ったよどんだ何かもあるかもしれない。 つまり、同じ量でも、その中味によって 価値が違うと言えるのではないか… 量だけなくて、中味… それが大事という気がする。 |
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