■2004年12月15日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
「ひとは、小さなことに大きく悩む」
「悩みは、小さければちいさいほど鋭く刺さる」 人間は、 どうやら災害に対してはしたたかな抵抗力を持っているようです。 ところが人間は、人生の過酷さに比べると、ほとんど、 取るに足らないような日常のトラブルや倦怠に出くわすと、 まるでマッチ棒のようにもろくなってしまいます。 大災害や不運に耐え、人生の過酷な道を歯をくいしばって 歩んできた人間が、ささいな心の傷… 憎しみや嫌悪あるいや羨望、嫉妬や恐怖など… のために絶望し、心の病にかかり、 最悪の場合は自殺さえ試みるのです。
まゆの感想
どうやら、これは、愛にも言えることらしい。
大きな愛(人類愛とか家族愛)には、みな鈍感であるが、 小さな日常の小さな愛には敏感であり、 人間は小さなことに弱いとこの本では言っている。 逆に言うと、毎日の生活では小さな愛が、その生活に 大きな影響を与えるということなのだが… 自分一人ではどうにもならないような 大きな出来事や災害は、 悲しみが大きかったり、落胆はしても、 「仕方ない」と諦めもつくし、 みんなでやっていこうという気持ちを持てるが、 自分一人に降りかかってきた災難や、小さな出来事は 自分だけで解決せねばならないし、 自分一人で悩まねばならないものだ。 きっとそれが辛いんだと思う。 自分一人の端から見たら小さな悩みが 自分の中では、とても大きな事なんだろうと思う。 つまり、人間は、一人では弱いってことなのかなぁ… |
|