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出典名: | 「やさしさ」過剰社会 |
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本のカテゴリ: | 人間・人間関係 | ||
副題: | 人を傷つけてはいけないのか | ||
著者: | 榎本 博明 | ||
訳者: | |||
出版社: | PHP研究所 (2016/11/16) | ||
本の内容: | ≪本からの紹介文≫ ある大学生は、自分の友だちに深刻な悩みごとは 相談できないという。 「友だちにそんな重たい話をして、負担をかけたくない」。 しかしそんなに気を遣う関係が、友人関係と言えるのか。 目を転じれば、子どもを叱れない親、部下を注意できない上司が 世に溢れており、人を傷つけてはいけないという風潮が あるようだが、背景には「子どもに嫌われたくない」 「部下に訴えられたくない」といった思惑があるのでは ないだろうか。 上っ面のやさしさが主流になり、あえて厳しいことも 言う本物のやさしさが疎まれてしまう時代。 日本古来の「間柄の文化」にも言及しながら、 現代の「やさしさ」について、『「上から目線」の構造』などの ベストセラーを著した心理学者が分析する。 (目次より) ●人の気持ちを傷つけない人はやさしいのか?/ ●友だちに重たい話はできない/ ●日本中に溢れる「子どもを叱らない親」「ほめて育てる親」/ ●フランスの厳しい子育て/ ●アドバイスを受けてムカつく部下/ ●聞き分けのいい母親より、厳しい母親でありたいと思う人は一二% ●気遣いをさりげなく伝えるやさしさ ●ただの保身をやさしさと勘違いしない |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
やさしさが巷に溢れている。 やさしくない人は敬遠される。 だからだれもがやさしい自分でありた | やさしさって、どんなことを言うのか… 確かに、よくわかりません。 | 2019-05-09 |
ほめて育てられ、ほとんど叱られたことがない という若者が増えている。 「僕たちは、ほめら | 学校でも職場でも、注意すること、叱ることが しにくい時代だというこ | 2019-05-08 |