■今日の「おすすめ本」■
2011年1月25日
- タイトル
- 人は、なぜ負けパターンにはまるのか?
- 著者
- 佐藤 雅幸
- 出版社
- ダイヤモンド社 (2000/09)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
パターンから逃れる方法、スランプから抜け出す方法など、わかり
やすく、事例を取り上げて教えてくれる本。
負けパターンにはまりやすいタイプをこうまとめています。
《タイプ1》体験ずみのプログラムに寄りかかろうとする人
新しいプログラムに挑戦出来ない人。
《タイプ2》周囲の評価を気にしすぎる人
自分が周囲からどう見られているか…過敏過ぎる人
《タイプ3》あれこもれも手を出すが、長続きしない人
「自分には向いてない、合わない」などと言って、
性急に結論を出し、中途半端なことを繰り返す人
《タイプ4》ミスを取り戻そうとして、ミスの上塗りをする人
ミスで平常心をなくして余計なことをしてしまう人
《タイプ5》物事の優先順位が狂う人
最初から難しい問題に取り組もうとする人
《タイプ6》過去の栄光を引きずる人
過去の自分を美化し、今の自分と比較する人
《タイプ7》気分屋な人
情緒の起伏が激しく、その日の気分に左右される人
例えば、こんなことが書かれています。
◎月イチゴルファーがはまりやすい泥沼
◎勝った!と思ったときほど落とし穴がある
◎スランプは誰にでも訪れると達観した方がいい
◎なんかヘンだなぁと違和感を感じたら要注意
◎「どうせ…」という不毛な考えが負けパターンに追い込む
◎いざというときに大きな力を出せる心のスイッチを探せ!
◎「ねばならない」と「さあ、やろう」では結果が大違い
◎負けず嫌いが陥る、負けを認めたくないゲーム
◎去年成功したやり方が、今年も通じると思うな
◎人生はリーグ戦、途中経過に一喜一憂することなかれ
スポーツ心理から導かれた人間心理は、なかなか興味深くて、
人間心理に興味ある方にとっては、かなり発見があり、楽しめる
本だと思います。一読おすすめしたい本です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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