■今日の「おすすめ本」■
2011年12月15日
- タイトル
- 人を動かす説得コミュニケーションの原則
- 著者
- 福田 健
- 出版社
- ダイヤモンド社 (2002/08)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
著者が、説得上手になるための《原理原則》とその応用を教えて
くれる本。
著者は、こう言っています。
「どのようにして人とコミュニケーションをとり、周囲の協力を
得ていくかに、自信がもてない人が増えている。
こうした状況では、人々はすぐにでも役立ちそうな「テクニック」
や「スキル」といったものに飛びつきやすい。
だが、テクニックやスキルは、基本となる原理・原則をしっかり
踏まえていなければ、実際の役には立たない」
例えば、こんなことが書かれています。
1.まず、コミュニケーション上手になろう
・こうすれば説得がラクになる
・発信=受信ではない
・コミュニケーションを支える3条件
2.ここが肝心「説得の原則」
・説得には3ステップがある
・NOがあるから説得が成立する
・「提案型説得」を成功させるには
3.その気にさせる話の持っていき方
・説得話法5条件
・どうすれば人の心がつかめるか
・生き生きと目に浮かぶように話す
なるほどそうか、そうすればいいのか、という発見がある本です。
わかりやすく、まとめられているので、読みやすく、
説得する力をつけたい方は、読んでみるといいと思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
誠意とは、真心であり、 心をこめて相手にあたることである。 相手のために、できる限りのことは尽くす。 誠意の出発点はここにある。(略) 誠意は表現さ | 最初から、できません、やれません、とか、 規則だからダメ、マニュアルだからダメ、 ダメはものは絶対にダメ、などと言われると、 カチンときて、素直に納得でき | 2009-09-14 |
何事も、行きあたりばったりでは力は出し切れない。 なんとかなるだろうと軽い気持ちで、説得にかかったところ、 「そもそも、なんでやる必要があるのか」 と | 行きあたりばったりで、口八丁手八丁で 何とかなることもある。 それですむことも多い。 しかし、ここぞというとき、 本当に結果がほしいとき、 相手を | 2009-04-14 |
思いがけない受け取り方をされると、大抵の人は、 「オレはそうは言っていない」 「あんな受け取り方をするなんて、どうかしている」 「ちゃんと聞かない相手が悪 | 相手はきっと、こう聞いてくれているに違いない、 だから、わかってくれているに違いない、 私はそう、わかりやすく言ったのだから…、 そう思っていて、実は、相 | 2009-03-23 |
人は見た目に反応する…なかでも、服装は、 相手の目に働きかけ、説得の効果に影響を及ぼす。(略) 作家菊池寛の短編「形」から。 中村新兵衛は槍の名手 | なるほどぉ…と思った話だった。 中身はもちろん大事だけれど、外見や服装も大事だ。 特に、何かあるときや勝負に出るときには…。 この本の中には、こんな話 | 2009-03-10 |
他人にやれと強制・押しつけられると、 人間の心は反発・抵抗・疲労などが起こる。 自由を制約されるからである。 人の心は自由を好む。 それを制約・束縛させ | だから、人の心には適度な制約、歯止めが必要で、 例えば、仕事を依頼する場合にも、 「いつでもいい」だと、なかなか着手しないから、 ○○日までという期限の制 | 2009-03-09 |