ことば探し
★私は、内なる輝きに満ちています★

■今日の「おすすめ本」■

2012年7月10日

 
タイトル
「話し方」の心理学
著者
ジェシー・S. ニーレンバーグ
出版社
日本経済新聞社
おすすめ度
★★★★★ ※おすすめ度について
ビジネスと心理学を結びつけた産業心理学者、コンサルタントの著者が、
いろいろな場面での話し方や、話を聞いてもらうための方法などを
具体的に教えてくれる本。全米で40年にわたり、語り継がれてきた
古典的名著だそうです。

著者はこう言っています。
「話をするということは、相手の注意をこちらに引こうとする綱引きの
 ようなものである。
 聞き手は全神経をこちらの話に集中させているわけではない。
 相手には相手の関心事があり、それが絶えず注意を引こうとしている。
 (略)
 相手はあれこれ思いをめぐらせている。こちらの話を聞いてもらう
 には、もっと関心をそそるようなことを言わなくてはならない。」


ということで、相手の関心をそそるような話し方、伝わる話し方、
相手の抵抗にどう対処するか、説得の方法などを教えてくれます。

この本を読むと、以下のような会話術が身に付くそうです。

 ◎聞く気のない相手の注意を引きつける
 ◎言いたいことをストレートに伝える
 ◎相手に質問させ、会話に引きずり込む
 ◎本質には関係ない反論を見抜く
 ◎頑迷な人を説得する
 ◎感情的な反応を操作する
 ◎忠告を聞き入れない人に対処する
 ◎飽きさせないスピーチをする 
   …など。

とても勉強になった本でした。自分の話し方の欠点や、足りないところ
など、気がつきました。コミュニケーションがうまくいかない…と
思っているなら、もしかしたら、あなたの話し方に問題があるのかも
しれません。そう思っている方におすすめの本です。
この本からのことば 感想 掲載日
反発は行動パターンとして定着しやすい。 どんな状況でもとりあえず反発することが 習慣となってしまうのである。 重傷になると、ありとあらゆることに反発するよ 自分のことを振り返ってみても、思い当たる節があるが、 この人から言われると、無性に反発したくなるが、 同じことでも、違う人から言われると、 素直に聴けて、 2008-06-08
わたしたちは誰しも葛藤に苦しむ。 こころのなかでふたつの強い願望が対立している状態だ。 こちらにも行きたいがあちらにも行きたいと という思いはわたしたちを どちらがいいかと頭を悩ますときには、 まさに、こんな状態になる。 さらに、自分が選択せねばならないとなると、 ますます、こんな状態になる。 簡単に悩 2008-01-25
《ポイントからずれない》 思っていることを要領よく相手に伝えるには、 無関係な情報をそぎ落とすことが大切だ。 必要な部品だけを提供する。 (略) 例えば、女性の話は、男性にとっては、 本題からずれてしまいがちで、わかりづらく、 何を言いたいのかわからないことが多いという。 女性は、一つの話のなかに、 2006-12-27
黙っているのは理解してくれている証拠と早合点すると、 意思疎通に失敗する。 なにも言わないのは理解し同意してくれているからだと 話し手は解釈したが この本では、こうも言っている。 「自分の話を、そっくりそのまま、  相手が受け取るはずだ、理解してくれるはずだ」 という根拠のない願望は持たない方がよいと 2006-08-28
他人の不快な感情、 しかも理屈に合わない感情を目の当たりにすると、 わたしたちはなんとかして相手を説得したくなる。 相手の矛盾を少し突けば、すぐに考えを 感情を発散させる人を目の前にすると、 なんとかしたくなるものだ。 そして、論理的で冷静なことを言って、 相手を落ち着かせようとして、 ますます相手の感情 2006-06-29

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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