■今日の「おすすめ本」■
2017年7月4日
- タイトル
- 人生は好転できる
- 著者
- 杉田 寛仁
- 出版社
- グラフ社 (2005/04)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
の教え、ギリシャ哲学などから、幸福のあり方、人としてどう生き
ていくかなどをわかりやすく話かけてくれる本。
著者は、幸福になるための生き方についてこう言っています。
「自分の不幸を人の責任にする。この考え方が、まさに自分を見失
っているところなのです。人の責任ばかりではなく、環境の責任
にしたりするのも同じことです。
幸せになるためには、自分がどう生きなくてはならないかをよく
考えて行動しなくてはなりません。
そこに自分という存在が光るわけです。
厳しい環境や人間関係におかれている人も多いと思います。
そんな人もまわりの人の支えを深く感じながら、自分の人生ゆえ
に、自分の力で苦難を乗り越えていかなくてはなりません。
それが人生なのです。
自分の不幸を父親のせいだ、妻のせいだ、夫のせいだと、人の
責任にしていると思ったとき、また生まれた場所が悪いとか社会
が悪いといって、自分の苦しみを環境の責任していると思った
とき、「ああ、自分を見失っているなぁ」と思わなくてはなら
ないのです。」
お釈迦様の話や参考になる事例なども、たくさん書かれており、
すんなりと心に響いてきて、気持ちがおだやかになる本です。
心が落ち着かないとき、生き方に迷っているときなど、読んでみる
といいと思います。また、読みやすいので、本を読み慣れていない
方にもおすすめです。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
運動会などで綱引きをします。 力の強いチームが相手を引き寄せ、勝利しますが、 それと同じように考え方の強い方へ、 人は引っ張られていくといえます。 | 杉田住職は、 「考えは、その人自身である。 成功しようとする強い思いが、 自分がなりたい人間へと引っ張っていってくれる。 明確な思いは未来を行 | 2017-08-29 |
迷い多い人生を生きていると、生きているのがつらくて、 「生まれてこなければよかった」 と思うときもあります。 そんな人は、きっと人には言えないような深 | 迷いや不安、不満で自分がいっぱいなとき、 人はどうしても、自分のことしか見えなくなり、 「なんで自分だけこうなのか…」と、思いがちです。 そうなると、前を | 2012-09-19 |
山と手をつないでいる人は、とても山の好きな人です。 海と手をつないでいる人は、とても海が好きな人です。 その山が目の前になくても、その海が目の前になくても、 | 私は時々自分のことを、冷たい人間だと思うことがある。 世の中の多くの人が、かわいそう、何とかしなくては、 と言っていることでも、とてもそう思えないこともある | 2009-01-11 |
ある少年院の院長先生が、 「この少年院に来る少年で、小さい頃から 仏様に手を合わせて育った子は1人もいません」 と言われたことが印象に残っています。 | 「どこかで尊い存在が見ているから、悪いことはできない」 多くの人には、こういう考え方が心の中にあって、 無意識のうちに自分の行動に歯止めをかけているのだと思 | 2007-10-11 |
「玉磨かざれば光なし。人学ばざれば道を知らず」 という言葉あります。(略) 人の心はダイヤモンドに似て、 磨けば光る性質を持っています。 その自分を | 「知ること」「学ぶ」ことは大事だと思う。 考え方や、生き方に差が出てくると、私は思っている。 その「知ること」「学ぶ」方法の1つとして、 「本を読むこ | 2007-05-22 |
人格的に向上していくために、どんな成功者としての 考えをもっていればよいのでしょう。 それは「どのような人間になりたいか」という 自分の未来像をはっきり心 | この本で言う成功とは、自分なりの道を見つけて、 その道を歩いていくことを言っている。 自分の道を見つけて、歩いていくこと、 それが、自分の幸福にもつながっ | 2007-05-10 |