ことば探し
★私は、悲しみがいつか癒えることを知っています★

■今日の「おすすめ本」■

2021年3月12日

 
タイトル
人生は好転できる
著者
杉田 寛仁
出版社
グラフ社 (2005/04)
おすすめ度
★★★★★ ※おすすめ度について
長野県伊那市護国寺住職の著者が、著者が学んできた禅修行、釈迦
の教え、ギリシャ哲学などから、幸福のあり方、人としてどう生き
ていくかなどをわかりやすく話かけてくれる本。

著者は、幸福になるための生き方についてこう言っています。
「自分の不幸を人の責任にする。この考え方が、まさに自分を見失
 っているところなのです。人の責任ばかりではなく、環境の責任
 にしたりするのも同じことです。
 幸せになるためには、自分がどう生きなくてはならないかをよく
 考えて行動しなくてはなりません。
 そこに自分という存在が光るわけです。

 厳しい環境や人間関係におかれている人も多いと思います。
 そんな人もまわりの人の支えを深く感じながら、自分の人生ゆえ
 に、自分の力で苦難を乗り越えていかなくてはなりません。
 それが人生なのです。

 自分の不幸を父親のせいだ、妻のせいだ、夫のせいだと、人の
 責任にしていると思ったとき、また生まれた場所が悪いとか社会
 が悪いといって、自分の苦しみを環境の責任していると思った
 とき、「ああ、自分を見失っているなぁ」と思わなくてはなら
 ないのです。」


お釈迦様の話や参考になる事例なども、たくさん書かれており、
すんなりと心に響いてきて、気持ちがおだやかになる本です。

心が落ち着かないとき、生き方に迷っているときなど、読んでみる
といいと思います。また、読みやすいので、本を読み慣れていない
方にもおすすめです。
この本からのことば 感想 掲載日
運動会などで綱引きをします。 力の強いチームが相手を引き寄せ、勝利しますが、 それと同じように考え方の強い方へ、 人は引っ張られていくといえます。 杉田住職は、 「考えは、その人自身である。  成功しようとする強い思いが、  自分がなりたい人間へと引っ張っていってくれる。  明確な思いは未来を行 2017-08-29
迷い多い人生を生きていると、生きているのがつらくて、 「生まれてこなければよかった」 と思うときもあります。 そんな人は、きっと人には言えないような深 迷いや不安、不満で自分がいっぱいなとき、 人はどうしても、自分のことしか見えなくなり、 「なんで自分だけこうなのか…」と、思いがちです。 そうなると、前を 2012-09-19
山と手をつないでいる人は、とても山の好きな人です。 海と手をつないでいる人は、とても海が好きな人です。 その山が目の前になくても、その海が目の前になくても、 私は時々自分のことを、冷たい人間だと思うことがある。 世の中の多くの人が、かわいそう、何とかしなくては、 と言っていることでも、とてもそう思えないこともある 2009-01-11
ある少年院の院長先生が、 「この少年院に来る少年で、小さい頃から  仏様に手を合わせて育った子は1人もいません」 と言われたことが印象に残っています。 「どこかで尊い存在が見ているから、悪いことはできない」 多くの人には、こういう考え方が心の中にあって、 無意識のうちに自分の行動に歯止めをかけているのだと思 2007-10-11
「玉磨かざれば光なし。人学ばざれば道を知らず」 という言葉あります。(略) 人の心はダイヤモンドに似て、 磨けば光る性質を持っています。 その自分を 「知ること」「学ぶ」ことは大事だと思う。 考え方や、生き方に差が出てくると、私は思っている。 その「知ること」「学ぶ」方法の1つとして、 「本を読むこ 2007-05-22
人格的に向上していくために、どんな成功者としての 考えをもっていればよいのでしょう。 それは「どのような人間になりたいか」という 自分の未来像をはっきり心 この本で言う成功とは、自分なりの道を見つけて、 その道を歩いていくことを言っている。 自分の道を見つけて、歩いていくこと、 それが、自分の幸福にもつながっ 2007-05-10

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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