■今日の「おすすめ本」■
2007年8月20日
- タイトル
- 人生は好転できる
- 著者
- 杉田 寛仁
- 出版社
- グラフ社 (2005/04)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
の教え、ギリシャ哲学などから、幸福のあり方、人としてどう生き
ていくかなどをわかりやすく話かけてくれる本。
著者は、幸福になるための生き方についてこう言っています。
「自分の不幸を人の責任にする。この考え方が、まさに自分を見失
っているところなのです。人の責任ばかりではなく、環境の責任
にしたりするのも同じことです。
幸せになるためには、自分がどう生きなくてはならないかをよく
考えて行動しなくてはなりません。
そこに自分という存在が光るわけです。
厳しい環境や人間関係におかれている人も多いと思います。
そんな人もまわりの人の支えを深く感じながら、自分の人生ゆえ
に、自分の力で苦難を乗り越えていかなくてはなりません。
それが人生なのです。
自分の不幸を父親のせいだ、妻のせいだ、夫のせいだと、人の
責任にしていると思ったとき、また生まれた場所が悪いとか社会
が悪いといって、自分の苦しみを環境の責任していると思った
とき、「ああ、自分を見失っているなぁ」と思わなくてはなら
ないのです。」
お釈迦様の話や参考になる事例なども、たくさん書かれており、
すんなりと心に響いてきて、気持ちがおだやかになる本です。
心が落ち着かないとき、生き方に迷っているときなど、読んでみる
といいと思います。また、読みやすいので、本を読み慣れていない
方にもおすすめです。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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