■2018年02月21日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
みんなの意見が常に正しいとは限らない。 大勢の中で自分だけが違った意見をもっているとき、 それが絶対に正しいという確信があるなら、 おいそれと曲げるべきではありません。 大多数の意見は数の力に頼ってとおってしまうものですが、 それが常に正しいとは限らないのです。 「経済学の巨人」と評されたガルブレイスの 「経済学の世界では、決まって多数派が間違える」 は現代でも立派に生きています。 信念と経験から導き出した意見なら、 けっして曲げない強さが必要なのです。
まゆの感想
大勢が正しいと言うことは、大勢が言うのだから、
「正しい」という方に傾きがちですが、 「それは私の意見、考えとは全く違う。 私はこう思う。そしてその方が正しいと思う」 と経験と信念から、はっきりと思えるとき、 それは曲げるべきではない、ということです。 なかなかそうはできないものですが(汗) みんなは正しいと言っているけれど、直感的に、 「なんか、どっか違和感があるな~」 「なにかが違う、本当にそうかな?」 と思えるときには、簡単にみんなの正しいに迎合せず、 その違和感や疑問を持っていることは大切なようです。 その違和感や疑問が、本当の自分の感覚だからです。 その自分の感覚を大切にしながら、 大勢の人が正しいという意見を冷静に眺めてみると、 自分の思いや考えがはっきりとしてきて、 ここは妥協できるけれど、ここはできない、とか、 やっぱり自分はこう思う、だから、こうしたい、 こう進みたい、など方向性も見えてきます。 自分の感覚も大切にしていきましょう。 みんなの意見が正しいとは限らないのですから。 |
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