ことば探し
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■2017年12月04日の「今日のことば」■

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「今日のことば」

悪い予感を抱くと、脳は努力をやめます。
「できないかも」
「うまくいかないかも」
「売れないかも」
とたんに、大脳辺緑系にある
快不快の脳=扁桃核(へんとうかく)が「不快」になる。
扁桃核のこの「不快」は、たちまち脳全体に伝わり、
脳のホルモン状態に大きな変化を引き起こします。

そしてやる気の脳である側坐核(そくざかく)が
トーンダウンし、未来をつくり出す脳といわれる
前頭前野の活動性が低下します。
前頭前野というのは、脳の最前線で目的実現のために
脳全体を指揮する総司令官です。
その総司令官が戦闘態勢を解いてしまうと、
目標実現に必要なさまざまな能力の減退をきたすのです。
それが、ここで「脳が努力を放棄すると言ったことです。

「できないかも」という悪い予感がいかに怖いか、
おわかりいただけたでしょうか。


出典元 かもの法則 ―脳を変える究極の理論
おすすめ度 ★★★★☆  ※おすすめ度について
著者名 西田 文郎

まゆの感想
そして、こんな法則が成り立つのだそうです。

◎「肯定的なかも」が脳に浮かぶと、プラスの実現能力が高まる
◎「否定的なかも」が脳に浮かぶと、マイナスの実現能力が高まる

例えば、こんなふうに。
本の事例から紹介します。

「手紙をくれたAさんが、たとえば、
 「売れる画家になれるかも」「一流の画家になれるかも」
 「世界を驚かせる天才画家になれるかも」と予感していたら、
 その人生も大きく違っていたと思うのです。

 まず絵の修行をしたでしょう。
 絵の仲間と積極的につきあったり、あこがれの師匠を見つけたり、
 技術も必死で向上させたに違いありません。
 しかし実際は、そういう努力をしなくてもいい貧乏を
 実現してしまったのです。
 
 もう一度いいますが、人の脳は予感を持った瞬間から、
 それがいい予感であれ悪い予感であれ、全力で自分の抱いた 
 予感を実現しようとします。
 みなさんの人生も、これまで予感通りになってきたに違いありません。
 これからも予感通りになっていきます」

こんな話をされると、怖いですね~
上記の法則が、本当にあるかどうかは別にして、
プラスの「かも」のほうが、力も出せるし、やる気もでるし、
前に向かっていけるので、いい結果を出していけるように思います。
マイナスの「かも」より、プラスの「かも」でいきましょう~(笑)

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