ことば探し
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■2017年04月03日の「今日のことば」■

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「今日のことば」

あるメーカーの採用面接試験で
「ウサギとカメが競争することになりました。
 法律違反をせずにカメがウサギに勝つ方法を考えてください」
という問題が出されたそうです。

ビジネスマンならどんな不利な状況でも、
勝つための戦略やルールを具体的に考えなければなりません。
問題を出した会社の正解はわかりませんが、私なら、
「川や池を横切るコースを設定してカメに有利にする」
とか、カメは万年生きるので
「ウサギの寿命より長いスパンのレースにする」
といった解答に高得点を与えます。

つまり足が遅いという短所より、
「泳ぎがうまい」「寿命が長い」というカメの長所を
引き出すルールを見つけ出す能力がビジネスには重要です。
これらの答えを出したビジネスマンなら、自社の製品の長所を
生かした販売戦略を立てられるに違いありません。


出典元 2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート
おすすめ度 ★★★★★  ※おすすめ度について
著者名 長谷川 和廣

まゆの感想
一つの課題をいろいろな角度から考え答えを見つける、という
採用試験や昇進試験などが、現在では多くなっているそうです。
もちろん、答えは一つではなく、無難な考え方より、
「そうか、そんな考え方もできるのか!なるほどっ」
と相手に思わせる考え方の方がいいわけです。

ただ、こう考え自分なりの答えを見出すには、
現在の常識や思い込みをくずしてみること、日々、
いろいろな角度から見てみる、掘り下げて深く考えてみる、
疑問を持ちその答えを見つけていく、などの習慣も必要なそうです。

また、長谷川さんは、
「売りたければ、逆サイドから考えよう」
ということも言っていて、それによると、

「普通なら「売れるピザとは何か?」
 「みんなが乗りたいクルマは何か?」
 ということから考えて商品を作り上げていくのですが、私の場合は、
 「あまりおいしくないピザを売るにはどうしたらいいだろうか?」
 とか、
 「乗りたくない自動車って、どんなクルマだろう?」
 ということから考えはじめるのです。

 実は「売れるもの」というところから発想を演繹させていっても
 なかなか具体性をもった答えが出てこないものなのです。
 例えば先の例なら
 「おいしいピザを作ればいい」とか「運転しやすいクルマ」
 といった答えになりがちになる。

 ところが、「駄目な商品とは何か?」
 「そして、それを売るにはどうしたらいいか?」ということを
 考えていくと、商品開発から広告活動までどこがダメなのか
 はっきりしてくるわけです。
 問題が明確であればあるほど、しっかりとした対応策を
 とることができるのです」

長い間生きてくると、ついついいつもの考え方、
常識的で、安全パイの狭い考え方をしがちですですが、
いろいろな角度から考えてみると違う見方もできて、
解決方法も幅が出てくるように思います。

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