■2016年07月22日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
私たちに必要なのは正論よりも配慮です。 正論はときに相手に心に冷たく響くことがあります。 必死にがんばっている人に 「もっとがんばらないとダメだぞ」 食欲のない人に 「もっと食べないと元気になれませんよ」 余命告知を受けたばかりの人に 「あきらめたら負けですよ」 どれも正論です。 間違ってはいません。 しかし、受け取った相手はどう思うでしょうか。 私たちは冷たいものよりも温かいものを求めています。 正論は二の次です。 相手の心を慮(おもんばか)って 温かい言葉を投げることが肝心です。 万が一、相手が間違っていたとしても、 頭ごなしに否定しないこと。 このときもやはり正論よりも相手に対する配慮が優先です。
まゆの感想
時に私も「正論」を振りかざすときがあります…
「これをやったら、いけないのじゃないの」 逆に、「これをやるべきじゃないの、仕事だよ」 などなど、上から目線で… なぜかというと、正論は、 間違ってはいないし、反論されにくいからです。 ただ、正論を振りかざすと、だいたい、 「そうはいっても」と、反発はされます。 相手の感情とは、違うことが多いからです。 なので、正論を言っても、 誰かの心にはまず響きません。 誰かの心を癒やしたりもしません。 誰かの心を動かすことも出来ません。 誰かの行動も直すことは出来ません。 でも、時に振りかざしてしまいます… 正論って、使いやすいのですね(苦笑) これはいかんな、正論を言うより、 相手に対する配慮をしよう、と思ったしだいです。 |
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