■2015年09月29日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「10-10-10」とは?
10分後はどうなるか? 10ヶ月後はどうなるか? 10年後はどうなるか? ここで明確にしておきたいのは、 「「10-10-10」のそれぞれの「10」は、 厳密なものではないこと。 最初の「10」は「現在」、 つまり、1分後、1時間後、1週間後をさす。 2つ目の「10」は、 「予想できる将来のある時点」をさす。 つまり、自分がした決断に対する反応は過ぎたが、 その影響が予想できる時期のこと。 そして3つ目の「10」は、 「未来のある時期」、つまり、 細部が漠然としているずっと先の時期のこと。 だから「10-10-10」を、 10日後、15ヶ月後、20年後としても、 2時間後、6ヶ月後、8年後としてもまったく問題はない。
まゆの感想
決断するとき、ついつい今だけ、目の前のことだけみて
あわてて、あるいは焦ってしがちですが、それは危険だから、 せめて、この決断すると10ヶ月後はどうなっているだろう?、 さらに10年後は?、と「短期的、中期的、長期的」に、 考えてみるといい、ということですね。 具体的には、例えば「離婚しようかどうか、迷っているとき」 「離婚すると決めたらどうなるだろう?」と自問し、考えます。 10分後(短期的)は? 10ヶ月後(中期的)? 10年後(長期的)? は、どうなっているだろう?と。 また、同様に、その逆もしてみます。 「もし、離婚しなかったらどうだろう?」 10分後(短期的)は? 10ヶ月後(中期的)? 10年後(長期的)?と。 どの方向の方が自分にとってよりよいか、満足できるかなど、 長期的なことも考えてみることで、先が見通せ、 目の前の一時的な試練を乗り越えることもできますし、 じっくりと考えるチャンスにもなり、冷静に決断できます。 ただ、長期的な結果を考えることは大切ですが、 それが短期や中期の結果より常に重要であるとは限らないので、 バランスを取ることも大切なようです。 この「10-10-10」のやり方は、大きな決断だけでなく、 日々の生活の中での迷い、悩み、選択にも使えますから、 使ってみてくださいね。 やってみると、かなり役立つ方法だとわかると思いますよ~ 明日は、「10-10-10」を使うときに、 最重要なことを書きますね。 |
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