■2014年01月07日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「思い」がなければ私たちは自分が好むと好まざるに関係なく、
環境に左右されるだけの人生になってしまう。 いくら不満を言ったところで何も解決にはならない。 会社が悪い、ひどい上司だ、 部下は何を考えて仕事をしているんだ等々。 こういう言葉が思わず出てしまったときは、 自分が環境に左右され始めている証拠だ。 何事も他人のせいにした方が楽だし、 そうすることで、自分がやってきたことを正当化できる。 しかし、そこからは何も生まれることはない。(略) 「思い」を持つというのは、たとえまわりの誰も動かなくても、 自分から動くことを意味する。 「思い」はその人が今どのような状況にあるかに関係なく 持つことができるものである。 人が「思い」を持つことに対しては、何の制約を受けることはない。 たとえ肉体的自由を完全に奪われたとしてもだ。 しかも、「思い」を持てば逆に環境に働きかけ、 その環境を自分の思いどおりに変えてしまうことだってできる。 私たちの人生は「思い」を持たなければ環境に左右され、 「思い」を持てば逆に環境を、 自分の「思い」にあった形に変えることができるのである。
まゆの感想
自分の「思い」がないと、まわりにただ振り回されたり、
まわりに合わそうとして、四苦八苦することになります。 その結果、どうも違うなという違和感や、 疲労感と不満感だけが残ってしまい、 さらには、自分を無くしてしまいがちです。 「私はこうしたい」 「私はこうありたい」 「私はこう思う」 「私はこれをしていきたい」 心に「思い」があれば、仮にそれがささやかなものでも、 それが、基準となり、他人と区別でき、 自分を立て直していくこともできます。 そして、行動していく原動力ともなります。 まわりの人を大切にすることも、合わせることも、気づかうことも もちろん大切ですが、自分をなくしてしまっては、ただただ、 環境に振り回されて生きていくことになってしまいます。 そして、気がついたときには、自分には何も残っていない… ということにもなりがちです。 他人の人生も大切ですが、自分の人生も大切です。 自分の「思い」、今一度見直し大切にしていきましょう。 きっと、その「思い」の中に、自分の本当の願いがあり、 それは、とても大切な自分の核でもあると思うのです。 それをなくしてはいけないと思うのです。 自分の人生を、生きていきましょう。 |
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