■2011年08月23日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
人から好かれるのはそうむずかしいことではない。
わずかな簡単な覚えやすいテクニックを習得することによって 達せられるものである。(略) まず、第一に、気楽な人間になることである。 すなわち、人々が気をつかってつきあわないですむような 人間になることである。 気楽な人間はのんびりしていて自然である。 そういう人は楽しく、親切で、陽気だ。 またそういう人と一緒にいると、使い慣れた靴やコートを 着ているようである。 これに反して、頑固な、遠慮がちな、無感動な人は、 人々と打ち解けようとはしない。 彼らはいつも仲間から少しばかり遠ざかっている。 そういうひとがどう考えているか、どう感じているかについては、 まったく知ることができないし、気安くつきあうこともできない。
まゆの感想
気楽な人間になることが、わずかで簡単な覚えやすい
テクニックであるかどうかは別にして、 「気楽でいる」ということは、人間関係においては大切だと思う。 自分も気楽でいると楽だし、気楽な人だとやっぱり つきあいやすいし、つきあいも始めやすい。 ただ中には、最初はとてもフレンドリーで気楽な人と見えたのに、 いざつきあってみたら、とんでもないクセがある人、 たとえば、ちょっとしたことですぐに気分を悪くする、すねる、 話したことを大げさに周りにいいふらす、約束を守れない、 秘密を暴露する、日によって態度が極端に変わる、など、 驚くような人だったりすることもあるので、 最近の人付き合いは、注意を要することも多い。 逆に気むずかしそうで、とっつきにくいと思っていて人が、 誠実で気さくな人で、信頼がおける人だった、ということもある。 だから、最初は手探り状態でつきあっていくしかない。 こちらが気を許すのは、ある程度その人を知ってからになる。 しかし、どちらにしても人間関係は、 こちらが気楽でなければなかなか築けないし、 相手の信頼に応えられなければ続いてもいかない。 だから、まずは「気楽にいこう」と思う、肩の力抜いて。 確かに、いろいろな人はいるけれど、その中に すばらしい出会いもあるから、恐れずに気楽に、気楽に。 |
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