■2010年04月21日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
だれが言っているかよりも、何を問題にされているのか、
“だれが”よりも、何が言われているかを考える。(略) 「私はあなたからそんなことを言われるすじあいはない」 「何でそんなことを言うんだ」などと、 忠告する人の資格や人間性を問題にして反発する人がいる。 これでは、自分を振り返るチャンスを失ってしまう。 人間はみんな欠点をもっているので、 だれが言っているかを基準にすると、 「あなただって」と忠告した人を責めることになり、 その忠告を素直に受けたくなくなるものだ。 忠告してくれる人の資格が問題ではない。 言われていることがわかり、それを自分の血肉にする、 それを聴きとらなければならない。
まゆの感想
注意とか、忠告とは、いやなものだし、
だれに言われたかで、大きく気持ちも左右する。 そして、中には、 「この人にだけは言われたくない」とか 「人に言う前に、自分のことを見直してから言って」 と言いたくなる人も確かにいる。 そんな人にされた注意とか、忠告は、ききたくもないし、 きく必要もないと思ってしまう。 (逆にそう思われていることもあると思う) また、そんな人から、なんやかと言われるのは不愉快だし、 理屈に合わないし、逆に責めたくもなるけれど、 だれに言われたかをはずして、冷静になってきいてみると、 言われたことは当っていたり、的を射ていたり、 なるほど、そんな見方、考え方もあるのか、など、 発見があることもあり、自分のためになることもある。 ときに、だれが言ったか、それを言う資格があるか、 ということをはずして、言っている内容に耳を傾け、 素直に聴き、受け入れることも大切だと思う。 いつも、いつもはできないまでも。 |
|