■2010年04月19日の「今日のことば」■
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あなたを腐らせるものから離れなさい。
自分を無価値だと思い込まされるワナにさよならしよう。 無気力なネズミをつくる実験というのをご存知でしょうか。 それは次のような実験です。 小さな檻の中にネズミを入れます。 ネズミが檻から出ようとすると、檻の周囲に電流を流すのです。 痛みとショックでネズミは倒れます。 これを何度も繰り返します。繰り返しているうちに、 ネズミはもう檻から出ようとしなくなります。 ついには、檻に電流が流れていなくても、ネズミは無気力になり、 檻の中にじっとしているようになってしまいます。 私はこの実験のことを考えるたび、 人間の世界でこれと同じことが教育という名のもとに 行われていると思わずにいられません。
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著者は、このワナについて、こう言っています。
例えば、 「あなたはダメな人ね」「何をやってものろい」 「おまえは失敗ばかりする」「出来が悪い」 などと、何度も何度も言われつづけると、 自分もすっかりそう思い込んでしまい、 ネズミと同じように無気力になってしまうと。 つまり、いつも、そんなことをあなたに言う人は、 知らずに、あるいは、意識的に、 あなたを無気力にさせるワナをしかけているのだと。 表面的には、あなたをよくしようとさせているように見せかけて。 先日、公園で、まさにこのような光景にぶつかった。 母親が、子ども(4~6歳くらい)にむかって、 「あなたは、ホントに、何をやってもダメね~ いつも教えてるでしょ、でも出来ないんだね」 と、言っていて、あきれたような、怖い顔をしていたのだ。 こうして、小さな頃から、「ダメ」を刷り込まれると、 自分もそう思うようになるから怖い。 そして、私も、このネズミの実験の話を思い出し、 切ない思いを抱いたのだった。 もし、いつも自分を「ダメな人間」「できない人間」と思うなら、 もしかしたら…そんなことばばかりを言われつづけてきたか、 現在も、回りから、言われつづけているかものかもしれない。 本当はそうではないのに、そう思い込まされているのかもしれない。 それはとても悲しいことだ。 自分を腐らせるもの、無気力にするもの、落ち込ませるもの、 やる気を失わせることからは、離れた方がいいと、強く思う。 |
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