■2009年11月09日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
![]()
今の日本は企業の目で人を選別して、
「この人は役に立つ」「この人は役に立たない」 などと、まるで商品化してしまっています。 そうすると、商品価値の高い人がいい人で、 商品価値の低い人はダメな人、 という烙印を押されてしまうんです。 でもね、人間は商品なんかじゃありませんよ。 「自分を高く売れる人間になれ」 なんて言っている人間を信用しちゃいけません。 よくスーパーで、曲がったきゅうりは どんなに色艶が良くて栄養価があっても、 商品にはならないっていうじゃありませんか。 それと同じことが人間を相手にして行われているんです。
![]()
こんなふうに、人を選別していることや、
商品化していることは、多い。 それも、無意識に、瞬時に… また、自分のこともそれで判断している。 企業や今時の価値観をすっかり刷り込まれされているのだと、 自分を振り返ると、そう思わざるを得ない。 しかし、考えてみたら… 今は元気に働けて、企業やどこかで、何かで 役立っているかもしれないが、 いつか自分も、遅かれ早かれ役立たなくなる時がくる。 それに、今時は、いつ、何時、どうなるかもわからない。 そうなったとき、 自分の存在価値を失ってしまうことになるのだ。 これは、辛いことだし、怖いことでもあると思う。 それでも、生きていかねばならないからだ。 著者は、だから… 「みんな差別の意識を持って人を見るのではなくて、 「誰だって同じじゃないか」という視点で人と 接するべきなんです。 それはどういうことかというと、 「ほとけさまから預かった命である」であるという 考え方に根ざしているんです」 と、言っていて、「生きる」ことにおいては、 みな同じなのだという視点を忘れてはならないと言っている。 企業の論理、今時の価値観ばかりに目を奪われて、 それで、人を選別してはいけないなあと自戒するこのごろだ。 |
![]() |
|