■2007年10月15日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「時間の無駄」という言葉は
あなたの辞書から消してしまおう。 それは、自分がしなければならないことを 逃げる言い訳でしかない。 そうではなくて、まず努力が第一と考えよう。 そしてことが終わったら、 自分にやさしく話しかけるのだ。 「やってみてよかった。次はあそこを目指すぞ。 ぼくは完璧ではないかもしれない。 しかしよく努力した」(略) そしてそのとき思い出すとしよう。 あるゴールにいたるプロセスは、ゴールそのものよりも あらゆる意味で大切であることを。
まゆの感想
何かをする前に「これは時間の無駄ではないか」
と、思うと、無駄に思えてきてやる気を失う。 また、何かをして「これは時間の無駄だった」 と、考え始めると、すべてが無駄に思えてくる。 しかし、人生において、 「時間の無駄」なんてあるのだろうか… 無駄に思える時間はあるかもしれない。 あの時間も、この時間も、 無駄に思う時間があるかもしれない。 しかし、その時間は、本当に無駄なのだろうか? 私には、無駄な時間なんてないように思える。 いっけん無駄に思えるような時間でも、 たぶん、それは、必要な時間だったと思える。 理屈ではなく、心からそう思う。 すっかり遠回りしてしまった、 思ったよりずっと時間がかかってしまった、 やってみたけど、うまくいかなかった、 まだまだ時間がかかりそうだ、 やってもなんの成果もでない、 何もやれない時間ばかり過ぎ去っていく… そんな時間はある。 だからといってこれが、 「無駄な時間」と言えるだろうか? 私には「この時間は無駄だった」と思う人にだけ、 「無駄な時間」があるのではないかと思える。 「無駄な時間だった…」などと言って、 自分の今までの時間を否定してはいけないと思う。 どんな時間も 「自分が生きていくのに必要な時間」と思えば、 その時間は活きた「必要な時間」だと思うのだ。 「無駄な時間などない」私はそう思う。 |
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