■2006年09月22日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
松井はこう語っている。
「ぼくは大リーグの投手に対して、日本でやってきたことと 同じような感覚でアプローチしていません。だから、 ファンの方には調子悪いように見えるかもしれません。 ただ、この変化がぼくがこっちの投手に対するための 変化であって、今さまざまなことを駆使しながら 対応しているところです。対応しきれてないのは、 ぼくの調子が悪いのではなくて、こちらの投手の 質が高いということなんです」 (語る大リーグ一年目の真実 朝日新聞社) プライドを捨てる。 一度頂点を極めた人間がこれを実行するのは非常に難しい。(略) 失敗したり恥をかくことは、むしろ成長に結びつくことを、 松井はメジャー1年目で学んだ。
まゆの感想
ニューヨークヤンキースの地区優勝が決まって、
嬉しかったので、(まだ先もありますが) 今日は松井選手のことばの紹介です。 この本の中にこんな事が書いてあります。 ヤンキースで松井選手の求められている役割は、 ホームランバッターとしての松井選手ではなく、 中距離打者としての松井選手だったそうである。 そのことを、日本のホームランバッターだった 松井選手は受け入れた…プライドを捨てて。 日本での活躍や、立場を全ていったん捨てて、 一からやっていこうという気持ちがあったと言う。 大きな成績を残して、それを評価され、 自分の立場や地位が出来上がると、その立場を 守りたくなるものだし、それを主張したくなるが… そんな立場や地位に汲々として、 守ろう、守ろうとすることは、実は、 とっても小さなことなんだなと感じさせてくれる、 松井選手の話だと感じた。 どんなに立場や地位があっても、 それが、主婦であっても、専門家であっても、 時として、基本に戻って一からやってみることも、 自分がさらに大きくなったり、何かをみつけるために、 必要なことではないか…と思った。 |
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