■2003年01月04日の「今日のことば」■
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人の悩みの源は、
自分の気持ちをどれか一つに決めようとすることから始まる。 もっと精密に言えば、 二つの気持ちのうちのどちらか片方に決めようと するときに私達は悩み始める。 AかBか、その二つの間でAにしようと頑張ったり、 Bに決めようと気持ちを抑えたりして揺れる。 無理にAに決めたとすればBが抑え込まれる。 するとBの気持ちが大きくなりはじめて、 Aの決心を揺さぶる。やっぱりBかと思う。 今度はBに決めると、逆にAの力が増しはじめて、 ふたたび気持ちが揺れる。 そして、いつまでもどちらにも決められない自分を感じて、 「堂々めぐり」している自分を責める。 これが悩みの基本形である。
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揺れる自分を責める自分が確かにいる。
どうしてきっぱり決められないのだと… しかし…気持ちは揺れるのだ、ゆらゆら揺れる。 どっちにも決められない自分。 どっちの要素も捨てがたい自分。 どっちともつかない気持ち。 人間だから、そんなに簡単に気持ちを決められない。 それほど立派ではない。 揺れに揺れて、迷いに迷って、そうして 決めていく。決めても迷い、揺れる… そんな中から、何か真実が見えてくるような気がする。 揺れて、そうして自分の道が見えてくるような気がする。 |
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