■2006年07月12日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
![]() 心理カウンセラーの多くは、否定的な言葉は 「愛してる」という言葉の100倍、200倍の威力で 相手の心を蝕むと断言します。 仮に意中の人から「しばらく距離をおきたい」 「自分の気持ちが分からなくなった」と言われたショックと 「好きだ」と言われた嬉しさを天秤にかけると、 ショックの方が、はるかに深く、人の心に入り込み、 感情をかき乱すことに気付くでしょう。 人はどんなに気の合う相手でも、いったん疑われ、 煙たがれ、否定されると、後で謝罪しても プラスマイナス、ゼロにはなりにくいのです。 まして、それが好意を抱く相手によるものであれば、 愛情にたちまちひびが入り、2人の関係は壊れてしまいます。
![]()
この本によると、日本人とイギリス人の、
恋人や夫婦のあり方を比べると かなり差異があると言う。 日本人の多くは、自分の相手をあまり褒めないし、 まして人前で褒めることはほとんどないという。 それに対して、イギリス人は、普段から相手をほめ、 人前でも褒める習慣があるという。 確かに、人前で自分の相手を褒めることは なかなかないように思う… これは、文化の違いが大きいと思うが、 どうしてこうなってしまったのか… たぶん、今日のことばのような人間心理を、 イギリス人は、知っているからではないかと思う。 自分が気持ちよく過ごすには、どちらがいいかを、 わかっているように思う。 もちろん、全てのイギリス人がそうではないと思うが、 少なくても日本人よりは、 体感としてわかっているのではないかと思う。 この本を読みながら、こんなことを思った。 否定的なことばでなくて、肯定的なことばを、 非難のことばでなくて、褒めことばを もっと上手に使えるようになりたいと思う。 |
![]() |
|