■2006年03月28日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
人間関係が「豊か」であるというのは、 量の問題ではない。 友だちがたくさんいるかどうかではなく、 その友だちとの関係の質が問題なのである。 資金のあるうちは人が寄ってきて 派閥を築ける政治家も、 ひとたび問題を起こして失脚すれば、 もう誰もついてこなくなる。 それと同じで、 自分がピンチのときにこそ、 その人間関係の質が 明らかになるものなのである。
まゆの感想
「たとえ仲のいい友だちが千人いると豪語する人でも、
実際のところ、真に自分を理解してくれる人は、 ほんの数人というところであろう。 だから、「友だちがたくさんいます」と言う人と、 「友だちは数人しかいません」と言う人の間に、 決定的な差はないのである」 と、この本では言っています。 今どきの10代は、2~3回くらい 顔を合わせると「親友」と言うのだそうだ。 知り合い=親友という感じらしい。 そしてそれが多いほどいいそうである。 (こんな10代ばかりでないと思うが…) 友人は確かに、大切である。 しかし、友人が多いことを自慢したり、 それで人間関係が豊かだと思う前に、 自分がピンチなときに、 誰が助けてくれるか、そんな人がいるか、 考えてみた方がいいと思う。 また、友人がピンチになったとき、 自分がその友人を助けることができるか、 逆からもみてみるといいと思う。 そして、互いに助け合える友人なら、 それは敬意をこめて大切にしたい…と思う。 |
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