■2006年02月26日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「この人を愛そう」と決心することは、
「相手が与えてくれてもくれなくても、 自分は相手に与え続けよう」と決めることであり、 「今後、この人との関係において、 絶対に損得勘定はしない」と 自分に約束することです。 損得勘定から解放されてしまうと、 もう絶対に、「自分が損をしている」という いやな感情を持つことはなくなるため、 人間にとって、これほど楽になることはありません。 人間関係のうえでは、かえって自分を苦しめてしまう 「損得勘定」を、完全に捨てる方が、むしろ楽になるのです。 「この相手からは、何ももらわないでかまわない。 あげるだけあげて、あとは、返してくれるかどうかなど、 全然気にしないでおこう。 相手のためではなく、自分のためにそうしよう。 その方が、ずっと気が楽なのだから」と、 割り切ってしまう方が得策なのです。
まゆの感想
こういう考え方に異論のある人もいると思うが、
要は自分がどう考えたり、思ったりしたら、 その人間関係や愛関係が楽になるか、 その関係を気持ちよく続けていけるか、 ということであると思う。 私は人間関係に、 「損得勘定」を持たない方が楽だし、 そのほうがスッキリと思えるので、 できれば「損得勘定」を持ちたくないと 思っている。 しかし、そう思っているのと裏腹に、 実際にはしっかりと無意識のうちに、 「損得勘定」をしてしまう… そして、 「なんで、同じように返してくれないのか」 などと、心の中で苦々しく思っている… 例え愛があっても、なかなか 「損得勘定」なしにその関係を 維持できないものである。 いや、愛があればあるだけ、そうかも…。 だからこそ、自分に言いきかせて 楽になりたいと思う… 「今後、この人との関係において、 絶対に損得勘定はしない」と。 |
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